1月11日付の日経新聞によると、システム開発大手のSCSK(株)が取引先企業に対して、職場環境の改善を促す活動を始める、とのことです。記事によると、SCSK自身は会社発足以来、残業時間の削減や有給休暇取得率の向上に取り組んできました。月当たりの平均残業時間は18時間まで減らし、有給休暇取得率は97.8%にもなるようです。

自社内では一定の成果を上げたので、取引先企業とノウハウを共有して、職場環境改善のムーブメントを広げていこう、という試みのようですね。下請けも巻き込んで、優秀な人材の確保につなげる狙いがある、とのことです。経営トップの意識の高さに感心します。